俺が追いかけようとした時…母さんが呼び止めた。 「レオちゃん!追いかけても無駄よ。」 「なんでだよ?えっ!?」 「あの娘だって、レオちゃんのために自分から身を引いたのよ。あの娘をこれ以上悲しませるつもり?」 「俺はアーサと結婚する!誰が何と言おうと絶対にアーサと結婚するよ!」 その時…母親の後ろから父親の声がした。