千年愛



「待てって!!」


「いい…もういいよ…最初から分かってた。無理だったんだよね。

アタシ一人、見合わない夢見てた…ごめんね…レオ。

アタシのことは気にしないで!

別にレオが悪いんじゃないんだし…。じゃ…さよなら!」



アーサは俺の手を払いのけて駆け出して行った。

「アーサ!待てよ!アーサ!」