3階の窓から外を見ると、その日は 30人は裕にいそうな勢い…。 「ねぇ…レオさん。あれ見て。」 「ああ…見える。 今日は昨日の2倍はいるな。」 「だから…もういいよ。」 「何が?」 「アタシなら一人で大丈夫だから…ね。」 「ダ〜メ! 俺が勝手にアーサを好きになって、 取り巻きの連中と別れたから こんなことになっちゃった訳だし。 それにアーサに何かあったら 俺が嫌だかんな。アーサは俺が守る。」