それでも気になった。 結局その夜は返事はなく、 いつの間にか机で眠ってしまっていた。 結局返事が来たのは、次の日の朝。 次の日、目のまわりにクマを作って 眠そうにしていた私を見て 繭子は思い切り冷やかした。 「レオ様病にやられた?」 と言っては目のまわりをつつこうとする。 それで仕方なく夜の出来事を話した。 電話があったこと… アドレスを交換したこと… 彼からの返事が気になって 眠れなかったこと…。