それでも…まだ頭の中では さっきの博士の言葉が木霊していた。 「お嬢さんの病名は… 若年性アルツハイマー病でしてな… しかもかなり進行しとって… おそらく…お嬢さんの記憶は… よくて後三年…早ければ一年…いや…半年で もとには戻らないようになるじゃろう。 しかし…たまにじゃが… ホンにたまになんじゃが… 突発的なショックによって… 瞬間的に回復することもあるんじゃが それても最終的には自分では 何もできないようになるんじゃ。」と…。