ホントだよ。





何度も後悔した。






今頃きっとレオも

同じキモチでいてくれると思ったし…

レオがアタシを捜していることも…

痛い程分かっていたから。






でも…レオと別れて半年もしない頃から

アタシの頭の中で何かが壊れ始めたの。






アタシの頭の中の小さな入れ物が

パチパチと音をたてて…割れ始めたの。






あんなに好きだったのに…






なぜかその頃になると…

なぜあの日レオから逃げたのか、

それすら解らなくなってきていた。






レオの顔さえも…



思い出したくても…

ぼんやりと

ぼやけてしまうようになってた。