「そして…炎の中から三人の子供だけが
助け出されたの。
一人は7歳で、もう二人は
まだ1歳にもならない双子の子だった。
それで親のいなくなった子供達を
どうするかって話になった時…
ちょうど同じツアーにいらっしゃった
真行司の会長…レオ君のおじいさんが
『じゃ、うちが男の子を養子にするから…
おたくが女の子を養子にしたらどうか』
と言い出された。
そして長女のお姉ちゃんは地元の宿屋の
夫婦に引き取られることになったの。
それが…亜里沙とレオ君。
だから二人は双子の兄妹なの。
亜里沙の本当の名前は「一ノ瀬舞」で、
レオ君の本当の名前は「一ノ瀬悠」なのよ。
でも…何かで分かるといけないから…
学年だけはずらしてたの。
ごめんね…亜里沙…ごめんね…
アタシが子供が産めなかったばかりに…」
そう言ってお母さんは泣き出した。

