千年愛



「レオさん…




アタシね…







普通の女の子じゃないの…






1週間も前のこととか

解らないの……





どれだけ思い出そうとしても

思い出せないの…






最初に会った時…アタシ…歳も…

どこから来たのかも…

分からないって言ったの…





覚えてる?





あれ…本当なの。



どこから来て…なぜここにいるのか…






名前も…



生まれた場所も思い出せない。








だから…いつまでこの今の気持ち…

覚えていられるかも分からない。






もしかしたら明日…

もうレオさんのことが

分からなくなってしまうかも知れない!





でも!…でもね!





それでもレオさんが好きなの!




自分がわがままなのは分かってる。



でも…でも…それまででいいから

いさせてほしいの。






初めて会った時からずっと好きだった!




そばにいるだけでホッとするんだもん!



ずっと昔から知っていたみたいに、

ホッとするんだもん!!!」





そう泣きながら叫んだ。