千年愛



俺の緊張の目盛りは一気に高みに駆け登り、

何一つ言葉は浮かばなかった。







どのくらい時間がたっただろうか…








舞ちゃんの声で自分を取り戻した時、

外の嵐はおさまり窓一面

さっきの雪で真っ白になっていた。








そして、その窓に映された

ストーブの赤い色と二つの影が

恋心を刺激していた。







「レオさん…?」






と言ったきり…また舞ちゃんは黙った。