千年愛



「あらら…やっぱりだめだや。」




といつものこと…と言わんばかりに

お尻を左手で掻きながら言う姿に

思わず舞ちゃんが吹き出すと





「何がおかしんだ?ろくな飯はねえけんど、

おにぎり作ったから喰いね。」






と右手には大きなおにぎりが4つ…

お盆にのっていた。






おばさんがおにぎりを畳の上に置いて、

出ようとした時…またお尻を左手で

掻きながら「喰ったら、風呂入るとええ。

身体も冷えとろうでの。

ちっさいが一人ずつなら大丈夫だ。」






と言って出て行った。







二人顔を見合わせ、今度は俺も

吹き出してしまった。