そこで電話を借り、蓉子さんに
今の状況を説明した。
すると蓉子さんから「そこのおばさんに
代わって」と言われ、おばさんと代わった。
蓉子さんは、そのおばさんに今晩、一晩
泊めてもらえるように頼んでくれた
ようだった。
「お兄ちゃん、汚い部屋しかねえが、
それでもええか?
ええんなら、はよ、連れの娘を
呼んで来たらええ。うちは一応、
宿屋じゃから遠慮することは
いらんから。はよー連れてきなされや。」
とりあえずは連絡もつき、
避難できる場所も見つかって安心したが、
舞ちゃんのことが気が気でなく、
俺は急いで山小屋に戻り
舞ちゃんを連れて戻った。

