「舞ちゃんは、何か好きなこととか、得意なものある?」 「う〜んとね…似顔絵描くのは得意!!」 似顔絵…? やっぱり… アーサ…なのか? 「民宿の入口のとこに、似顔絵がいっぱいあったの見た?あれ、全部アタシがお客さんの似顔絵描いたの。」 「じゃ、今夜…夕食の後にでも描いてくれる?」 「いいよ!じゃ、お返しにアタシの…レオさんが描いて!」 「…?…いいけど、俺…下手くそだぞ。」 「いいよ!それでも…。」