親たちは芸能界でも有名なピアニストとバイオリニスト 


で、その子供に生まれた私は、3歳の頃からピアノとバイ


オリンを教え込まれて育った。


まだその頃は、周りの子達よりピアノや、バイオリンが上手


く、親たちには褒めすぎなぐらい褒めてもらった。


でも、そんな幻想は直ぐに壊された。


弟がピアノやバイオリンの才能があり過ぎたから。


親は、弟にピアノとバイオリンの才能があると知ったら、私

がいたことなんて忘れたように弟にめり込んだ。


そして、わたしは

        『愛されなくなった』