航side

今日は早めに家に帰れたため愛菜に連絡をした。
愛菜は俺の一目惚れ。中学から仲の良い羽菜と話している時に初めて会った。
その時にビビッときた笑
けど俺は基本シャイで女子には特に話しかけることができない。
羽菜は男っぽくて割とぐいぐい話しかけてきたから男子と話す感覚で気軽に話せた。
俺は部活もあるし塾もあって忙しい。付き合えたとしてもデートとかする時間も取れない。
それでも付き合ってくれるか不安だった。
羽菜のおかげもあり付き合うことができた。

愛菜「もしもし」
 航「もしもし。お疲れ」
愛菜「今終わったの?」
 航「おう。何してた?」
愛菜「さっきまで羽菜とメールしてた。」
愛菜は羽菜のことが大好きだ。いつも羽菜羽菜って言ってる。
たまには頭の中を俺だけにしてほしい笑
 航「そっか。」
愛菜「明日昼頃から手術みたい」
 航「いつもと同じくらいか」
愛菜「そうだね。金曜日行くねって言ったら、私のことはいいからデートしなって言われたよ笑」
 航「そんなこと気にしなくていいのにな。俺らが行きたくて行くしお見舞いもデートの1つ笑」
愛菜「私と同じこと言ってる笑」
 航「さすが俺の彼女」
愛菜「急にやめてよ。」
羽菜は持病があってたまに入院をする。その時は愛菜はあまり元気がない。だからなるべく連絡をするようにしている。
たまにしかない2人時間でもあるけど、愛菜が喜ぶことをしてあげたいから、羽菜のお見舞いに行く。
まあお見舞いに行った後は独り占めするんだけど笑
 航「でもお見舞いに行った後は俺が愛菜独り占めするから」
愛菜「もう変なこと言わないの!」
 航「変じゃねーし。俺も我慢してんだよ。」
愛菜「はいはい。」
 航「そういえば明日朝練ないから学校一緒に行くか?」
愛菜「うん!行く。」
 航「じゃあいつものところに集合な。寝坊するなよ。」
愛菜「わかった。航こそ寝坊しないようにね」
 航「俺はよゆー」
愛菜「寝坊したら置いて行くから。」
 航「はいはい。じゃあお休み!」
愛菜「お休み」
 航「愛菜大好き」
愛菜「(*ノωノ)私も」
基本しゃいな俺だけどこうやって素直な気持ちは伝えるようにしている。
2人しか聞いてないし愛菜の前では素直でいたいから。
電話を切り少し勉強をして眠りについた。

航side終