ピピピピッピピピピッ!
羽菜「はぁぁぁ眠い(´Д`)」
目覚ましが鳴り眠い目を擦りながら起きた。
私はごく普通の高校3年生。人と違うところといえば生まれつき病気で
入退院を繰り返しながら治療しているということ。
ちなみに自宅でも自分で点滴をしてる。
羽菜「おはよう!」
 母「おはよう!」
私はそう言いながら洗面所に向かい学校に行く準備をした。
学校までは車で20分ぐらい。山の上だから毎日送ってもらっている。

30分後準備が終わり、お母さんと一緒に家を出た。
車の中では特に会話はなく、携帯を見ているといつの間にか学校に着いた。

羽菜「行ってきます!」
 母「行ってらっしゃい!」

車を降りて靴箱に向かう。
愛菜「おはよう!」
羽菜「おはよう!」
愛菜は高校1年生のころからの友達でクラスもずっと一緒。
朝はだいたい靴箱から一緒に教室に向かう。

愛菜「今日は朝からめんどくさい授業ばっかりだね。」
羽菜「ほんとそれ!月曜からこの時間割は地獄。」

教室に入った私たちは席も前後のためホームルームまでずっとしゃべっていった。

 先生「お前ら座れよぉ。おはよう!」
クラス「おはようございます!」
先生は必要事項を淡々としゃべってホームルームを終わらせて行った。