「樋口くんと勉強、ねぇ〜?」
とある日の昼休み。最近、私が樋口くんといることが多くなったことをついに華ちゃんが切り出してきた。
「本当に勉強だけだから…!あと委員会…」
「最近仲がいいなとは思っていたけど、まさかそこまで進んでいたとは。胡桃もいよいよ彼氏持ちか」
「彼氏!?違いよ。樋口くんとは、その、そんな関係じゃないから!」
「毎日のように図書館で勉強してるのに?」
「…うん」
「ふ〜ん。怪しい」
怪しくないよ。樋口くんとは本当にただの勉強仲間で、一緒に頑張っていて切磋琢磨し合う感じで。華ちゃんが考えているような関係じゃない、よね?
なんだか自分でも関係性が分からなくなってしまった。勉強については感謝してる。私から頼んだ訳じゃなくて、樋口くんから提案されたことだし。
人に教えると頭に入るって言ってたからお言葉に甘えているだけで。
「でもさ、胡桃。樋口くんって学年では有名な秀才だし、運動は出来るし。ついでにモテる。そんな彼といれるって凄いことなんだよ」
とある日の昼休み。最近、私が樋口くんといることが多くなったことをついに華ちゃんが切り出してきた。
「本当に勉強だけだから…!あと委員会…」
「最近仲がいいなとは思っていたけど、まさかそこまで進んでいたとは。胡桃もいよいよ彼氏持ちか」
「彼氏!?違いよ。樋口くんとは、その、そんな関係じゃないから!」
「毎日のように図書館で勉強してるのに?」
「…うん」
「ふ〜ん。怪しい」
怪しくないよ。樋口くんとは本当にただの勉強仲間で、一緒に頑張っていて切磋琢磨し合う感じで。華ちゃんが考えているような関係じゃない、よね?
なんだか自分でも関係性が分からなくなってしまった。勉強については感謝してる。私から頼んだ訳じゃなくて、樋口くんから提案されたことだし。
人に教えると頭に入るって言ってたからお言葉に甘えているだけで。
「でもさ、胡桃。樋口くんって学年では有名な秀才だし、運動は出来るし。ついでにモテる。そんな彼といれるって凄いことなんだよ」