〇神社の境内
めぐみ「(風が強くて前が見えない・・・だけど、風が来る方にもののけはいる・・・!!)護符(ごふ)よ、その力を持ちて悪しきを滅せよ!」
めぐみの言葉でお札が光り輝き、もののけの方向に向かって投げつける。
まぶしい程発光するもののけ、光を光が消えると同時にもののけも消滅する。
めぐみ「・・・倒せた・・・」
口元を覆っていた腕を下ろし、ホッと一息つくめぐみ。
だけど、急に力が入らなくなり膝から崩れ落ちて倒れ込みそうになる。
九郎「めぐみ!」
近くにいた九郎が、倒れそうになっためぐみを抱きしめるようにして支える。
めぐみ「っ・・・」
九郎との距離に思わず息を飲んで顔を赤くするめぐみ。
だけど、九郎は気にすることなく顔を近付ける。
九郎「やっぱり・・・痺れ粉を吸い込んじゃったみたいだね。体が動かないのはそのせいだよ」
そういうと、九郎はめぐみの膝の裏に腕を回してお姫様抱っこをする。
めぐみ「な、なにするの・・・!?」
九郎「なにって・・・お姫様抱っこ。ベルの反応も消えたし今日はこのまま帰ろう?」
慌てるめぐみに対して、薄く笑みを浮かべながら抱き上げる九郎。
めぐみ「お、下ろして!自分で帰る!」
九郎「そうはいっても動けないでしょ?」
動ける範囲でジタバタと暴れるめぐみ。
暴れるめぐみを見ながら、立ち止まる九郎。
九郎「そんなに暴れないで。・・・暴れるならキスしちゃうよ?」
お姫様抱っこをしながら、めぐみに顔を近付ける九郎。
めぐみ「っ・・・!?(ちっ、近い・・・息、あたる・・・!)」
目を丸くしながら顔を赤くして口をパクパクとさせるめぐみ。
九郎「ふふっ、大人しくなったね。キスされたくなっちゃった?」
少し楽しそうな表情を浮かべる九郎は距離感はそのままで話しかける。
めぐみ「ちっ、違う!いいから離れて!」
九郎「じゃあ、暴れないで。ね?」
九郎の発言に、照れくさそうにしながら視線を逸らすめぐみ。
そのままお姫様抱っこのまま、めぐみの家へと向かう。
めぐみ「(風が強くて前が見えない・・・だけど、風が来る方にもののけはいる・・・!!)護符(ごふ)よ、その力を持ちて悪しきを滅せよ!」
めぐみの言葉でお札が光り輝き、もののけの方向に向かって投げつける。
まぶしい程発光するもののけ、光を光が消えると同時にもののけも消滅する。
めぐみ「・・・倒せた・・・」
口元を覆っていた腕を下ろし、ホッと一息つくめぐみ。
だけど、急に力が入らなくなり膝から崩れ落ちて倒れ込みそうになる。
九郎「めぐみ!」
近くにいた九郎が、倒れそうになっためぐみを抱きしめるようにして支える。
めぐみ「っ・・・」
九郎との距離に思わず息を飲んで顔を赤くするめぐみ。
だけど、九郎は気にすることなく顔を近付ける。
九郎「やっぱり・・・痺れ粉を吸い込んじゃったみたいだね。体が動かないのはそのせいだよ」
そういうと、九郎はめぐみの膝の裏に腕を回してお姫様抱っこをする。
めぐみ「な、なにするの・・・!?」
九郎「なにって・・・お姫様抱っこ。ベルの反応も消えたし今日はこのまま帰ろう?」
慌てるめぐみに対して、薄く笑みを浮かべながら抱き上げる九郎。
めぐみ「お、下ろして!自分で帰る!」
九郎「そうはいっても動けないでしょ?」
動ける範囲でジタバタと暴れるめぐみ。
暴れるめぐみを見ながら、立ち止まる九郎。
九郎「そんなに暴れないで。・・・暴れるならキスしちゃうよ?」
お姫様抱っこをしながら、めぐみに顔を近付ける九郎。
めぐみ「っ・・・!?(ちっ、近い・・・息、あたる・・・!)」
目を丸くしながら顔を赤くして口をパクパクとさせるめぐみ。
九郎「ふふっ、大人しくなったね。キスされたくなっちゃった?」
少し楽しそうな表情を浮かべる九郎は距離感はそのままで話しかける。
めぐみ「ちっ、違う!いいから離れて!」
九郎「じゃあ、暴れないで。ね?」
九郎の発言に、照れくさそうにしながら視線を逸らすめぐみ。
そのままお姫様抱っこのまま、めぐみの家へと向かう。