〇神社の階段前
すぐに九郎から距離を取り、口元に手を当てる。
めぐみ「!!なっ・・・ななな・・・!?(この人、何考えてるの!?こんな状態でしかも初対面の人相手にキスするとか・・・!!)」
九郎「・・・君に、僕の能力を受け渡したよ。君になら、もののけを退治できるはずだ」
めぐみ「の、能力・・・?(どういうこと・・・?訳わかんないんだけど)」
九郎から遠ざかるように後ろにさがりながら意味がわからないという表情で九郎を見る。
九郎「もののけを倒す力だよ。これをあいつに向かって投げるんだ」
九郎は、和服の胸元から文字の書かれたお札を差し出す。
そのお札に迷いながら手を伸ばすめぐみ。
受け取ろうとしたとき、もののけの咆哮が聞こえてきて、首をすくめた。
九郎「時間が無い、急いで」
めぐみは少し間を置いてからお札を手にして立ち上がり、もののけと向き合う。
その間もこちらに向かって走り出すもののけ。
九郎「僕の言葉を復唱して」
傷を押さえたまま立ち上がっためぐみに声をかける。
九郎「・・・・・護符(ごふ)よ、その力を持ちて悪しきを滅せよ」
めぐみ「護符よ、その力を持ちて悪しきを滅せよ」
めぐみか九郎の言葉を口にした瞬間、持っていたお札の文字が光りだす。
めぐみ「えっ・・・!?」
九郎「そのまま、もののけに投げつけるんだ!急いで!」
九郎の言葉通りに、前足を振り下ろそうとしているもののけに向かってお札をサイドスローで投げつけるめぐみ。
お札が当たったもののけはめぐみの目の前で強い光を放ちながら咆哮し、キラキラと消えていく。
すぐに九郎から距離を取り、口元に手を当てる。
めぐみ「!!なっ・・・ななな・・・!?(この人、何考えてるの!?こんな状態でしかも初対面の人相手にキスするとか・・・!!)」
九郎「・・・君に、僕の能力を受け渡したよ。君になら、もののけを退治できるはずだ」
めぐみ「の、能力・・・?(どういうこと・・・?訳わかんないんだけど)」
九郎から遠ざかるように後ろにさがりながら意味がわからないという表情で九郎を見る。
九郎「もののけを倒す力だよ。これをあいつに向かって投げるんだ」
九郎は、和服の胸元から文字の書かれたお札を差し出す。
そのお札に迷いながら手を伸ばすめぐみ。
受け取ろうとしたとき、もののけの咆哮が聞こえてきて、首をすくめた。
九郎「時間が無い、急いで」
めぐみは少し間を置いてからお札を手にして立ち上がり、もののけと向き合う。
その間もこちらに向かって走り出すもののけ。
九郎「僕の言葉を復唱して」
傷を押さえたまま立ち上がっためぐみに声をかける。
九郎「・・・・・護符(ごふ)よ、その力を持ちて悪しきを滅せよ」
めぐみ「護符よ、その力を持ちて悪しきを滅せよ」
めぐみか九郎の言葉を口にした瞬間、持っていたお札の文字が光りだす。
めぐみ「えっ・・・!?」
九郎「そのまま、もののけに投げつけるんだ!急いで!」
九郎の言葉通りに、前足を振り下ろそうとしているもののけに向かってお札をサイドスローで投げつけるめぐみ。
お札が当たったもののけはめぐみの目の前で強い光を放ちながら咆哮し、キラキラと消えていく。