…………え…………?
なん、で……?
なんで、なんで?
どうして……バレた……?
思考が追いつかない。心臓の鼓動だけが早くなる。
「家に泊まった時床に紙が落ちてた。Cyanは!お前の家にあった紙通りに全部投稿した。………………曲名だけならまだしも、時間も予告文も全部ぴったりってどう考えてもおかしいだろ?」
冷たくなった恭也の言葉に全身から血の気が引いた。いつもみたいに表情を取り繕うことができない。
何で……どうして……、
呼吸がおかしい。
「ほら青ざめた。………どうせ俺らのことずっと下に見てたんだろ?」
「ち、がう……Cyanじゃ、ない……」
肯定しちゃいけない。絶対に、
隠せ。
隠せ…
「下手くそだって思ってたんだろ?こんやお遊びバンドなんか付き合ってらんねぇって思ってたんだろ⁉」
「違うっ!」
悲鳴に近いような声を出しながら必死に首を横に振る。
違う…
違う違う違う違う違う…
「違くねえぇだろ⁉お前みたいな天才には違う場所がお似合いだよ!そんな奴と俺はバンドしたくねぇんだよっ‼」
「もういい!」
恭也のお腹を蹴り、無理矢理恭也を引っぺがした。そのままカバンだけを持つと部室を飛び出した。
