帰宅するとどっと疲れが押し寄せてきた。
こんなにはしゃいでしまったのはいつぶりだろうか。
「今日は楽しかったね、色々買ってくれてありがとう」
今、私は買ってもらったパジャマを着ている。
「似合ってるじゃないか、とてもいい」
怜は私を背後からぎゅっと抱きしめた。
「な、なに…」
「服、俺が選んでやりたかったなって」
喋るたび首元にかかる息遣いにドキドキする。
「ほぼ全部圭介が選んでくれたね」
「アイツ、昔からお袋に憧れがあって、ファッションセンスいいから服のことは任せてたら問題ないんだけど、…悪い、ただのヤキモチだ」
ヤキモチ焼いてくれたんだ。
気づいた途端嬉しくって、顔が熱を持つ。
「次からは、自分でちゃんと選べるようにファッションの勉強しようかな」
「俺もする、それで俺が選んでやる」
「一緒に勉強しよう」
振り返ると怜の顔が近づいてきて、ゆっくりと唇が重なった。
