いつものクールさもかっこよさもない。
それでもやはり好きだと思った。
「…だめ」
「え?」
小さい声で言うから聞き取れない。
「それじゃだめ。私、わかったの。彰のことが好き」
「…」
俺は驚きすぎて声が出ない。
「私と…」
「待って、俺に言わせて」
俺はなんとか戻って止める。
ブランコから立ち上がって礼奈の前に立つ。
「礼奈、好きです。俺と、付き合ってください」
らしくない、ストレートな告白。
伸ばした腕に触れる手を握り返す。
「よろしくお願いします」
礼奈が笑った。
もう向けられることはないと思っていた満面の笑みで。
俺は急に恥ずかしくなって礼奈の手を握ったまま腕をぶんぶん振る。
それでもやはり好きだと思った。
「…だめ」
「え?」
小さい声で言うから聞き取れない。
「それじゃだめ。私、わかったの。彰のことが好き」
「…」
俺は驚きすぎて声が出ない。
「私と…」
「待って、俺に言わせて」
俺はなんとか戻って止める。
ブランコから立ち上がって礼奈の前に立つ。
「礼奈、好きです。俺と、付き合ってください」
らしくない、ストレートな告白。
伸ばした腕に触れる手を握り返す。
「よろしくお願いします」
礼奈が笑った。
もう向けられることはないと思っていた満面の笑みで。
俺は急に恥ずかしくなって礼奈の手を握ったまま腕をぶんぶん振る。



