その時。
ピロン。
俺のスマホが着信を告げた。
相手は高宮。
『私、枝野に告白しようと思うんだけど、大丈夫だと思う?ほんとに嫌われてないんだよね?』
そわそわしている様子が文面から伝わってくる。
少し前まで無感情な感じだった高宮もだいぶわかるようになってきた。
もっとも、ボウリング場で話すつもりのなかった俺の秘密を話したことで仲良くなったおかげでもあるが。
俺は思わず吹き出してしまった。
だいぶん前から両想いなのに二人して相手の気持ちを怖がっている。
「もう、しょうがないなあ」
『絶対大丈夫だよ、啓斗が高宮嫌うとか絶対ないから』
送るとすぐに既読がついて「頑張る」という言葉だけ返ってきた。
ピロン。
俺のスマホが着信を告げた。
相手は高宮。
『私、枝野に告白しようと思うんだけど、大丈夫だと思う?ほんとに嫌われてないんだよね?』
そわそわしている様子が文面から伝わってくる。
少し前まで無感情な感じだった高宮もだいぶわかるようになってきた。
もっとも、ボウリング場で話すつもりのなかった俺の秘密を話したことで仲良くなったおかげでもあるが。
俺は思わず吹き出してしまった。
だいぶん前から両想いなのに二人して相手の気持ちを怖がっている。
「もう、しょうがないなあ」
『絶対大丈夫だよ、啓斗が高宮嫌うとか絶対ないから』
送るとすぐに既読がついて「頑張る」という言葉だけ返ってきた。



