瀬来さんとは
これからも試練があるかもしれないけど
乗り越えるしかない!
瀬来さんの運転で
遠くの温泉に向かってます
新婚旅行
「瑛、卒業おめでとう」
「ありがとう」
卒業旅行でした
「瀬来さん
また週刊誌に載ったらどーしよ
この前のキスも大丈夫だったかな?」
「オレは別に困らない
マネージャーさんにも許可取ってあるし
ちゃんと交際してるわけだし
瑛ももぉ未成年じゃない」
「うん、そーだね」
瀬来さんとなら
きっと乗り越えられる
むしろ週刊誌に載った方が堂々とできる
「来週からいよいよ映画の撮影だな」
「うん…
緊張する」
「せっかくの旅行なのに
仕事の話して、悪かった
どーしてもふたりだと仕事の話になっちゃうな」
私と瀬来さんは
まだ慣れない
まだデートもしたことないし
付き合ってるって実感するのは
瀬来さんがキスしてくれる時ぐらいかな…
「瀬来さん、あとでメイクして!
やっぱり瀬来さんのメイクがいいな」
ミラーに映った自分を見たら
なんか物足りなかった
「オレはそのままの瑛が1番好きだけどね」
「え…そぉ…?」
「瑛が映画抜擢されたのも
映画のヘアメイクがオレじゃなくても
瑛には魅力がある」
「それは瀬来さんがいたからだよ
私が頑張れたの瀬来さんがいたから
…
あとね…好きな人がいるって
…
最高の美容液だと思うの
好きな人のために頑張ろう
好きな人も頑張ってるから
好きな人が見ててくれるから
好きな人にもっと好きになってもらいたい
…
モデルを始めて瀬来さんに出会って
それからずっとそれだったかもしれない
…
男の人なのに
こんなに綺麗なものを作るんだ…って
鏡の中の自分を見てそう思ったの覚えてる
…
瀬来さんのメイク好きだった
瀬来さんにメイクしてもらうの好きだった
瀬来さんが…好きだった」
「…」
瀬来さん聞いてた?
なんか言ってよ
「瀬来さん?」
「泣きそうだから、もぉ言うな」
運転しながら瀬来さんが言った
「うん
温泉楽しみだね
瀬来さんとふたりで旅行なんて夢みたい」
「夢じゃ困る
瑛がさっき言ってくれたのも
夢になるわけだから…」
「夢じゃないよ」
「うん…」
赤信号で車が止まって
瀬来さんと目が合った
ーーー
瀬来さんが優しく触れた
夢じゃない
これからも試練があるかもしれないけど
乗り越えるしかない!
瀬来さんの運転で
遠くの温泉に向かってます
新婚旅行
「瑛、卒業おめでとう」
「ありがとう」
卒業旅行でした
「瀬来さん
また週刊誌に載ったらどーしよ
この前のキスも大丈夫だったかな?」
「オレは別に困らない
マネージャーさんにも許可取ってあるし
ちゃんと交際してるわけだし
瑛ももぉ未成年じゃない」
「うん、そーだね」
瀬来さんとなら
きっと乗り越えられる
むしろ週刊誌に載った方が堂々とできる
「来週からいよいよ映画の撮影だな」
「うん…
緊張する」
「せっかくの旅行なのに
仕事の話して、悪かった
どーしてもふたりだと仕事の話になっちゃうな」
私と瀬来さんは
まだ慣れない
まだデートもしたことないし
付き合ってるって実感するのは
瀬来さんがキスしてくれる時ぐらいかな…
「瀬来さん、あとでメイクして!
やっぱり瀬来さんのメイクがいいな」
ミラーに映った自分を見たら
なんか物足りなかった
「オレはそのままの瑛が1番好きだけどね」
「え…そぉ…?」
「瑛が映画抜擢されたのも
映画のヘアメイクがオレじゃなくても
瑛には魅力がある」
「それは瀬来さんがいたからだよ
私が頑張れたの瀬来さんがいたから
…
あとね…好きな人がいるって
…
最高の美容液だと思うの
好きな人のために頑張ろう
好きな人も頑張ってるから
好きな人が見ててくれるから
好きな人にもっと好きになってもらいたい
…
モデルを始めて瀬来さんに出会って
それからずっとそれだったかもしれない
…
男の人なのに
こんなに綺麗なものを作るんだ…って
鏡の中の自分を見てそう思ったの覚えてる
…
瀬来さんのメイク好きだった
瀬来さんにメイクしてもらうの好きだった
瀬来さんが…好きだった」
「…」
瀬来さん聞いてた?
なんか言ってよ
「瀬来さん?」
「泣きそうだから、もぉ言うな」
運転しながら瀬来さんが言った
「うん
温泉楽しみだね
瀬来さんとふたりで旅行なんて夢みたい」
「夢じゃ困る
瑛がさっき言ってくれたのも
夢になるわけだから…」
「夢じゃないよ」
「うん…」
赤信号で車が止まって
瀬来さんと目が合った
ーーー
瀬来さんが優しく触れた
夢じゃない



