何色でもない私をあなた色に染めて

瀬来さんがキスしてくれてから
何もない


仕事は今まで通り
仕事に私情は持ち込まない


そう言われたけど…


瀬来さん
やっぱり本気じゃなかったのかな…


好きって言ってくれたよね?


キスしてくれたよね?

キスしたよね?


忘れちゃった?


瀬来さんは今日も変わらず
私をVANILLAに変身させる


ダメだ

目が見れない


ドッ…ドッ…ドッ…


この唇が私に触れたんだ

いちいち目で追ってしまう


ドッ…ドッ…ドッ…


また触れてほしい


「瑛、アイライン
目閉じて…」


ドッ…ドッ…ドッ…


息できない