頷いたら
瀬来さんは黙ってしまった
あー…
やっちゃった
終わった
迷惑なのはわかる
「オレ、いつか言ったよね?
覚えてないかな…
もぉ恋愛とか、ないかな…って…」
ヤバい、今度はちゃんとフラれる
覚えてる
一生ぶんの本気出したから
もぉ恋愛はしないって言ってた
瀬来さんは
あの人を本気で愛してたから
わかってるけど今度は頷けない
もしかしたら
今でもあの人のこと好きなのかもしれない
「なのにさ…
今日、瑛が共演者と食事って聞いて
オレ、どんな気持ちだったと思う?
なんか、いても立ってもいられなくて
それでひとりで飲みに行った」
「…それで…?え?…なんで?」
「なんでかな…
瑛が取られそうで嫌だった
考えたらスゲー嫌な気持ちになった
…
子供みたいだろ
…
自分の中で
瑛の気持ち誤魔化してたのに…
…
自分はどーなんだ?って…
…
誤魔化せなかった
…
頑張ってキラキラしてる瑛を
どんどん大きくなってく瑛を
小さい時から見てた瑛を
…
まさか…」
まさか…
まさか…なんだ?
「…ん?…瀬来さん?…大丈夫?
酔ってる?お水飲む?」
瀬来さんは辛そうな顔をした
私が変なこと言ったから、ごめんなさい
「瑛…
…
瑛、かわいい」
瀬来さんが私の頬を撫でた
瀬来さんが優しく笑ったから
ちょっと気持ちが落ち着いた
この手も
この笑顔も
大好き
「瀬来さん、あの…私…」
さっきのナシって言った方が
瀬来さんには都合がいいのかな?
酔ってるフリしたら
なんとかなる?
「オレも瑛のこと、好きだ
…
瑛のこと、好きになってた
…
綺麗事言ってたのに、ごめん 」
え…
今、聞こえた事
目の前で起きてる事が信じられなかった
私は何を言おうとしたのかな?
諦める言葉を探してた
なのに瀬来さんは
反対のことを言った
「瀬来さん…飲みすぎちゃった?
大丈夫?」
「オマエのママのせいで1杯も飲んでない」
「え…私…」
「迷ってる?
…
言っとくけど
オレ、本気しかないから…
…
瑛が中途半端な気持ちだったら
今ならまだ撤回可能
クーリングオフできるけど…
…
で、どっちに転んでも
お互い仕事は今まで通り本気でやる
仕事に私情は持ち込まない!」
いつも
なんにでも
本気な瀬来さんに
私は恋したんだ
この瀬来さんが好きなんだ
「私だって…
私だって、本気だよ
…
瀬来さん…大好き…
…
よろしく…よろしくお願いします!」
声が震えた
震えるくらい
私は瀬来さんが大好きです
やっぱりナシにできない
この気持ち
「じゃあ、さっきのお返し」
ドッ…ドッ…ドッ…
息する間もなく
ーーーーー
ドッ…ドッ…ドッ…
瀬来さんは、キスしてくれた
瀬来さんは黙ってしまった
あー…
やっちゃった
終わった
迷惑なのはわかる
「オレ、いつか言ったよね?
覚えてないかな…
もぉ恋愛とか、ないかな…って…」
ヤバい、今度はちゃんとフラれる
覚えてる
一生ぶんの本気出したから
もぉ恋愛はしないって言ってた
瀬来さんは
あの人を本気で愛してたから
わかってるけど今度は頷けない
もしかしたら
今でもあの人のこと好きなのかもしれない
「なのにさ…
今日、瑛が共演者と食事って聞いて
オレ、どんな気持ちだったと思う?
なんか、いても立ってもいられなくて
それでひとりで飲みに行った」
「…それで…?え?…なんで?」
「なんでかな…
瑛が取られそうで嫌だった
考えたらスゲー嫌な気持ちになった
…
子供みたいだろ
…
自分の中で
瑛の気持ち誤魔化してたのに…
…
自分はどーなんだ?って…
…
誤魔化せなかった
…
頑張ってキラキラしてる瑛を
どんどん大きくなってく瑛を
小さい時から見てた瑛を
…
まさか…」
まさか…
まさか…なんだ?
「…ん?…瀬来さん?…大丈夫?
酔ってる?お水飲む?」
瀬来さんは辛そうな顔をした
私が変なこと言ったから、ごめんなさい
「瑛…
…
瑛、かわいい」
瀬来さんが私の頬を撫でた
瀬来さんが優しく笑ったから
ちょっと気持ちが落ち着いた
この手も
この笑顔も
大好き
「瀬来さん、あの…私…」
さっきのナシって言った方が
瀬来さんには都合がいいのかな?
酔ってるフリしたら
なんとかなる?
「オレも瑛のこと、好きだ
…
瑛のこと、好きになってた
…
綺麗事言ってたのに、ごめん 」
え…
今、聞こえた事
目の前で起きてる事が信じられなかった
私は何を言おうとしたのかな?
諦める言葉を探してた
なのに瀬来さんは
反対のことを言った
「瀬来さん…飲みすぎちゃった?
大丈夫?」
「オマエのママのせいで1杯も飲んでない」
「え…私…」
「迷ってる?
…
言っとくけど
オレ、本気しかないから…
…
瑛が中途半端な気持ちだったら
今ならまだ撤回可能
クーリングオフできるけど…
…
で、どっちに転んでも
お互い仕事は今まで通り本気でやる
仕事に私情は持ち込まない!」
いつも
なんにでも
本気な瀬来さんに
私は恋したんだ
この瀬来さんが好きなんだ
「私だって…
私だって、本気だよ
…
瀬来さん…大好き…
…
よろしく…よろしくお願いします!」
声が震えた
震えるくらい
私は瀬来さんが大好きです
やっぱりナシにできない
この気持ち
「じゃあ、さっきのお返し」
ドッ…ドッ…ドッ…
息する間もなく
ーーーーー
ドッ…ドッ…ドッ…
瀬来さんは、キスしてくれた



