神楽家との同居が始まって1ヶ月ほどたった今。私にとって最大の事件が発生したのだ、、、!
そう!!それは「中間テスト!!」勉強ができない私にとってそれはとってもつらいことだったのだ。
まったく勉強をしていない私は、そうしようと悩んだ結果、とりあえず亜依ちゃんに電話をした。
「あ、もしもし亜依ちゃん。中間テストどうしよー!」
「どんまい梨李。私は梨李と違ってちゃんと勉強してるから。」
そう。亜依ちゃんは、文武両道のエリートなんだ、、、
「あっ!そうだ梨李!あのイケメン彼氏に勉強教えてもらえばいいんじゃない!」
「あっ、そっか!凪くんに教えてもらえばいいんだ!亜依ちゃんありがと~勉強頑張るね!」
「ほいほ~い。じゃ、また明日ね」
「うんっ!また明日。」
よし。早速凪くんに相談しに行こう!
リビングにいないから部屋にいるみたい。
トントン
「凪くんはいるね~」
「お、梨李。どうしたの?」
ケータイを見ながらくつろいでいた模様。
「凪くんごめんっ!実はもうすぐ中間テストがあって、、、勉強を教えてくれないかな、、、、?」
「勉強?いいよ。いつやりたい?」
「今でもいい?」
「ん。いいよ。」
「ありがと~。お願いします!」
勉強道具を持ってきた私。床に座ろうとすると違和感を感じる。
「ね、ねえねえ凪くん。子の体制は何かな、、、?」
「え、この方が勉強教えやすいでしょ」
そう。私は凪くんに後ろから抱きしめられてるんだ。
「よし。勉強始めるぞ。梨李は主に何が苦手なんだ?」
「英語です、、、」
「ん。分かった。じゃあ英語を中心的にやってくぞ。」
勉強を始めて十分くらいたった今。私は今別の問題を抱えているのです。
「違うよ梨李。さこはさっきもいったでしょ。」
「そこは、If I had listened to you carefully, I would have been successful. でしょ?」
「ひゃ、ひゃあ」
「お、お願い凪くん、耳元で話さないで、、!変な声出ちゃうから!!」
「ふーん。じゃあ梨李が問題を間違えるごとに梨李の体にいたずらするから。」
「へえ?!何で!」
「梨李が間違えなければいい問題でしょ?」
「うう。分かりました、、、」
30分が経ったころ。
「は、はあ、、、ひゃあっ!おなかは触らないでぇ!!」
「それも梨李が間違えるからいけないんでしょ。はいはやくこれ英文に訳して。」
「は、はい、、、。」
10分後。
「次間違えたらキスするよ。あ、間違えた。」
「ふあっ。」
「んっ!ンァ、、、」
「はあ、ン。」
「はい。梨李次の問題やって。」
こんな恥ずかしいお仕置きがあったため、勉強もうまくはかどり、テストは無事高得点をとれたのだった、、、