今日は、月曜日!神楽家に来てから初めての学校登校だ。だけど、道が分からなかったから、凪くんが一緒に登校してくれることにいなった!ちなみに双子の宙くん陸くんは30分くらい前に仲のよさげに歩いて行った。
「よし!準備完了!」
「凪くーん。そろそろ行けそう?」
「ああ、行こうか。」
「「行ってきます。」」
そういって二人で元気に家を出た。
「そういえば凪くん、大学はまだ大丈夫なの?」
「ああ、今日の午前授業はないから。」
そういって他愛もない会話をしてるとすぐに学校についた。
「あっ、もう学校についたね。!」
「ああ、いってらっしゃい。」
そういって私は立ち去ろうとすると。後ろから抱き寄せられた。
「きゃあ」
その瞬間私の頭に凪くんがキスをした。
「ちょ、ちょっと!////もう凪くんっ!」
「ははっ、わりぃわりぃ。梨李、学校頑張ってな。」
そういって凪くんは手を振りながら立ち去って行った。
その時の私は凪くんに気を取られすぎて、ここが人気の多い正門だということを忘れていたのだ___。

教室につくと、私の小学高からの親友の亜依ちゃんに質問攻めにあった。
「ちょ、ちょ、梨李!!どういうことよあのイケメンは!?」
「え、え?誰の事?」
私は訳が分からなかった。
「正門で抱き合ってたあの高身長イケメンのことよ!!」
「うえ!?、も、もも、もしかして、、見てたの!?」
「あったりまえじゃない!あんな堂々と抱き合ってたら嫌でも目に留まるわよ!
で、で?あれはだれなのよ?!」
少し食い気味に質問された私は休日にあった出来事を話したのだった、、、
「昔出会ってた幼なじみと半年間の同居生活?!?!」
「ちょ、亜依ちゃんしぃぃ!」
「とんでもないことなっているわね」
そのあと教室に入って生きた子たちに質問攻めになったことは言うまでもない、、。
やっと怒涛の質問攻めの一日が終わったと思ったら校庭の方がすっごく騒がしかった。うるさいなぁ、そんなことを思っているとクラスの女の子がすごい形相で教室で叫んでいた。
「みんな大変!!!とんでもないイケメンがバイクのってこっち見てる!!」
も、もしかして、、と思って窓からのぞいてみるとやっぱり私の予想は的中してた。
「ごめん亜依ちゃん!先に帰るね!!」
「おや~王子様のお迎えかしら!ばいばいね梨李。明日また話聞かせてねぇ」
「ばいばーい!!」
野次馬を一生懸命声てやっと凪くんの元にたどり着いた。
「凪くん!迎えに来てくれたの?」
「ああ、お帰り梨李。まだ道覚えてないと思って。」
「ありがとう、凪くん。」
「ん、いいよ。」
「て、もしかしてこのバイクは凪くんの、、?」
「ああ、そうだよ、大学の帰りでそのまま来たし。」
「乗ってけよ。梨李。」
といって、私にヘルメットをかぶせ、ひょいとかんたんにバイクに乗せる。
「しっかりつかまっとけよ~」
「うん!」
そういって凪くんの背中をぎゅっと抱きしめる。
そういって走り出したバイクはとっても早くて気持ちがよいものだった。
「よし、ついたぞ梨李。」
「ありがとう」
そういって私をバイクから降ろした。
「ただいま~」
「「おかえり~」」
そういって宙くんと陸くんが私たちを出迎えてくれた。
「よしっ!ご飯作るからちょっと待っててね~」
「おい、梨李。飯作る前にちょっと俺の部屋来い。」
「?わかったよ。」
ふたりで階段を上っていく。部屋について、「どうしたの凪くん。」と言って声を掛けると。いきなりベッドに押し倒された。
「きゃ、どうしたの凪くっ」
いきなりキスをされた。
「んっ、」
「んあっ」
「っ、、、」
舌を絡められたりして。
「んーーー!」
「ふあっ」
「ぁぁ」
「っっっ!!」
「はあはあ。」
「も、急に何するの凪くん~~!」
「わ、わりぃ。梨李が不足してたから、、、」
しょんぼりしてる凪くんに不覚にも少しかわいいと思ってしまった。
「ふふっ、凪くんかわいいっ」
「ちょ、あんまこっちみんな、、、」
実はこんな凪くん。実は赤面狼だったりして、、、