どういうことだ。頭の理解が追い付かない。あのずっと探し続けてきた梨李が、今俺の家にいる?!
思わず抱き着いてしまった俺。そんな些細なことにでもいちいち反応する梨李が可愛くてたまらない。
そして、同居することになった経緯を聞いた俺は、思わず跳ね上がりそうな気分になった。
そうしていてもたってもいられなくなってしまった俺は、梨李に告白をした。
「ずっと好きだった。お願い。俺と付き合って?」
赤面する梨李が可愛くて仕方がない。


そういって、まず仮の交際を始めることになった俺たち。
耳をなめたり、キスをするだけですぐ赤くなる、梨李に、俺の理性がぷつんと切れたのは言わなくてもわかるだろう。