今日のLHRでは、文化祭の出し物について話していた。
「無事、このクラスは人気のメイドカフェを勝ち取りました!!」
「「「「いえ~い」」」
このクラスは人気の出し物をとれてすごく盛り上がっているみたい。だけど、私はすんごく憂鬱な気持ちだったのだ、、、
そうっ!私はメイド役をだいぶ前から頼まれていたのだ、、、!
「で、メイド役は雪城梨李さんと冬村亜依さんと橋本桜さんと伊藤マリさんと________に頼んだんですけどいいですよね?」
断るにも断れない雰囲気と謎の圧を感じ、半ば強制的に決まったのであった、、、。

そして文化祭当日

「お、お、お帰りなさいませご主人様っ///」
恥ずかしがりながらも一生懸命仕事をしていた。
「すいませえん。注文いいっすか?」
「はーい。ご注文は何になさいますか?」
「ねえ。君可愛いね。このまま俺たちと抜け出さない?」
「い、いやっ!はなしてください!!」
体を触られてすごく鳥肌が立つ。あれ、おかしいな。凪くんに触られたときは何もならなかったのに___
もしかして私凪くんのことが本当に____
「その子。俺の彼女。その汚い手で触るなよ。」
「な、凪くんっ!?どうして?!」
「知り合いがいってた。ここの高校、今日文化祭だって。」
「それより早く出てくぞ。そんな可愛いカッコ他に見せたくない、、、。」
「へっ!?」
「あ、梨李ちゃん?彼氏とデート!?いいよいいよ~!もう交代の時間だからたのしんできなっ!」
「あ、ありがとうマリちゃん!」
優しいマリちゃんに交代してもらって凪くんと教室を出たら。
「ちょっと梨李こっち来て」
そういわれておとなしく凪くんについって言ったら校舎裏まで来ていた。
「何でこんなとこにっ!」
「ンンンっーー!」
しゃべっている途中にキスをされたんだ。
「ンァ」
「アッぅぅぅっ!」
「はあはあ」
「急に何するの凪くん!」
「あいつらにどこ触られた?早く答えて。」
「え、えっっと、、、腕とおなか周りと、、、」
「ちょ、凪くん!ひやっ!」
直でおなかを触ってきた。
「んあっ」
「ふっ、、、」
「ふぇ、、」
一緒にキスも。
「こんなかわいい姿。他の奴らにも見せたなんて、、、」
ぼそぼそ何か言っている凪くん。だけどやっぱり私は気づいてしまった。
今度は自分から凪くんに抱き着く。
「え、ちょっ!梨李!?」
「好きっ!凪くん。大好き!仮の恋人じゃなくて、私を本物の恋人にして、、、?」
「は?ホントか!?」
「うん。ホントだよ。」
「やべ。嬉しぃ」
「えへへ。大好きだよ。凪くん」
その日は、初めて本当の恋人として凪くんとのデートを思いっきり楽しんだ。