瀬七さんの言葉に、言葉を飲み込む。
え? 今、なんて……。
「付き合うを飛び越して、驚かせてごめんな。でも、俺は本気だ」
「ど、どうして……」
瀬七さんの熱い瞳に、嘘がないのは分かる。
でも、とても急で頭がついてこない。
嬉しい。大好きな人にプロポーズされるなんて夢みたいだ。でも、驚きのほうが勝っている。
するとそんな私を見て、彼は優しく微笑んだ。
「ひかりに拒絶されるのも覚悟して言うな。俺は、四年前からずっとひとりで悲しみに耐えている君が、頭から離れられなかった。あのときから、俺は君に惹かれている」
「瀬七さん……」
瀬七さんの言葉を自然と理解する。
あのネックレスを一緒に雑貨に選んでいたとき、悲しい顔をする私を綺麗といった。
一度告白をしてもらったときも、悲しみに耐えながら強く前を向こうとする私が好きだとも。
そして、ベッドの上で大切に抱いてくれたことも忘れていない。
「今回ひかりのお母様が倒れて、悲しむ君を間近で見て。俺はもうこれ以上、ひかりにひとりきりで耐えてほしくないと強く思った。もちろん、君の大切なお母様と栄斗君も……全員、俺が支えさせてほしい」


