「奏斗君、今日の放課後空いてる?」

「空いてるけど、どうしたの?」

直美はある決断をした。
それは奏斗君に告白をしようと。

「う…うん。お話があるんだ」

「分かった。いつも俺が行く喫茶店を案内するから、教室で待っててくれる?」

「いいよ。ありがとう」