月曜日になり、西に夏鈴は山田課長にされたことを伝える。西は驚いた。

「話はわかった。私だけでは対応できないから、人事部や部長と相談してみる。今日はしんどければ帰りなさい。」
西は優しく夏鈴に言う。

「でもお仕事たまってますし、、、。今日は働きます。ありがとうございます。」

「わかったわ。でも無理はしないでね。何かあれば言いに来なね。」

そう言って夏鈴と別れた。

夏鈴は恐怖心があるがなんとか午前中、仕事を終えた。

昼休憩に西課長と部長に呼ばれた。
山田課長には前からセクハラの疑惑や女性蔑視の発言が問題視させていたという。ただ今回も証拠がないため、すぐに処分を下すのは難しいと言われた。
ただ、色んな方面から情報は集めているので、今後減給や降格等もあるだろうと教えてもらった。
今の部署にいるのはしんどいだろうから、月末で異動できるよう人事部に調整してもらえることになった。
数日はまだこの部署での仕事となる。辛いなら有休等を使ってもかまわないと言われた。