4人は1泊2日で温泉旅行に来た。
夕食に蟹を食べる。

「美味しいー。」

「ほんとうに美味しいね。」
夏鈴と由衣が言う。

由衣と夏鈴も最近は翔太と陸斗にタメ口になった。2人がこれからも仲良くしたいし、堅苦しいのが嫌だと言ったのだ。

「翔太さん、お仕事大変なんだよね。由衣から聞いたよ。」

「やばいわ。覚えること多すぎる。それに年末で特に忙しかった。今日を楽しみに今月生きてたよ。」

「お疲れ様。今日はいっぱい食べよ。」
由衣がほほえむ。

「由衣と夏鈴ちゃんが色々計画立ててくれたんだよな。ありがとう。」

「いえいえ、由衣と計画立てるのめっちゃ楽しかったよ。由衣が翔太さんも陸斗も疲れてるだろうから、癒される旅にしようって言ったんだ。」

「さすが由衣ちゃん。俺らのことわかってるね。」

「由衣はかわいいやつだな。」
そう言って翔太は由衣の頭を撫でる。

「お酒も美味しいー!飲むの最高だね!」
夏鈴は笑う。

「夏鈴ちゃんがお酒好きなのは意外だったな。」

「夏鈴、夜勤明けで朝から日本酒飲んでる時あるから。」

「やばいなそれ。」

「朝から日本酒のんで、ヨシニヤの牛丼テイクアウトが最高の至福だよ。」

「夏鈴の将来が思いやられるー。陸斗さん、夏鈴の今後を頼む。」

「飲みすぎないようしっかりみはるわ。」

「別に酔いつぶれたりしてないじゃん。陸斗にお酒で迷惑かけたことないもん。」

「テンション高く絡んできてるけどな。」

「そうかな?まあでも飲むと楽しくなっちゃうよね。」

みんなで楽しく食べ飲みした。