「ただいまー。疲れたよー。」
康平がやってきた。

「康平おかえり。仕事お疲れ様。」
母が優しく出迎える。

そしてみんなで焼肉をした。

「焼肉久しぶりだなー。めっちゃ美味しいわ。」
康平はむしゃむしゃ頬張る。

「ほんと美味しい。」
陸斗もたくさん食べていた。

「ご飯ちゃんと栄養あるもの食べてる?」
母は聞く。

「まあまあかな。カップ麺とかで済ましちゃうことも多いよ。だけど、陸斗の彼女がいた時は結構ちゃんと食べてたな。陸斗の彼女料理上手なんだよ。」
康平が言う。

「そうなのね。それは今度会った時、お礼言わないと。」
母が笑って答えた。

陸斗は康平に今回帰ったら、大学院に進学したいこと、夏鈴との同棲を認めてもらいたいと話すことを伝えてあった。