「いただきます。」

4人はご飯を食べ始めた。

「夏鈴ちゃん疲れてない?久しぶりの大学は。」

「大丈夫です。ありがとうございます。」

「俺は授業疲れたよー。陸斗はもう単位あるからって全然付き合ってくれないし。」

「単位あるのにわざわざ授業受けねーよ。」

「このチキン南蛮めっちゃ美味しいです。前から食べてみたかったんですよ。最高ですね。」

夏鈴はニコニコしながら頬張る。

「そりゃよかった。またいつでも奢ってやるよ。」

陸斗はそう言って笑った。