ここは、、、どこ?
何かの倉庫?
「ねぇ、ねぇ、」
私は車に置き去りにした飛羽くんに聞いてみた。
「ん?」
飛羽くんが、ガチャと音を立てて車から降りてきた。
「ここどこ?」
聞きたいことを聞いてみた。
どうか、まともな答えが返ってきますように。
「あぁ、ここはな倉庫だ!」
はぁ、せっかく願ったのに。
なんてマヌケな答えなんだろう。
そんな自信満々に言われても、見てわかりますけど。
「ん?なに言ってんの。見てわかるよ?」
「はっ!」
飛羽くんが、びっくりしたのか大袈裟に肩を揺らした。
「ここはな、TOMNYO(トンニョ)って言う暴走族の溜まり場だ。」
さっきとは打って変わった真剣な顔付きで言われた。
「はぁ?」
「トンニョって、韓国語で仲間っていう意味じゃない!!」
最悪。
よりによって暴走族の溜まり場なんて。
しかも、なんで韓国語?
謎ばっかりが増えて困っちゃう、、、
とにかく私のことは、バレないようにしなきゃ。誰にも知られたくない。
こんな泥にまみれた私なんて。
