好きになった年上幼馴染には、裏の顔がありました。

「今から話すことは、信じても信じなくても悠依次第だけど・・・」


と言って杏里沙は話し出した。


そこからはびっくりが多すぎて一周回ってなんかもう呆れ?ている。


話の内容はこうだった。



ヘバラギという名前は、お兄ちゃんが作った名前だった。
つまり、お兄ちゃんからどんどん広がって私がヘバラギと呼ばれるようになったということだ。

韓国語で“向日葵”って言うんだって。

フランス語と中国語が喋れるなら韓国語も、喋れるよね。って。杏里沙と笑った。


杏里沙とお兄ちゃんは私の知らないところで会っていたらしい。
だから、初めて杏里沙に会った時も私のこと知ってたんだ。