「まだ言うか?少しは自分が愛されてるって自覚、持ったほうがいいんじゃねーの?……こういう風にな」
「……きゃあ!な、何をっ……」
何も考えられない頭で早乙女くんと話していたら突然後ろに押し倒され、早乙女くんが私に覆い被さる。
そして、何を思ったのか早乙女くんは手を私の服の下にスルッと忍ばせる。
突然の事で状況を理解するのに時間がかかった。
「や、やめっ……ん、……やぁ!」
「もっと可愛ー声聞かせろよ。そんで先に大事な彼女を奪われた総長の顔が見たいぜ。大事なものが奪われるってどんな気持ちなんだろうなぁ?」
下着の上から直に感じる早乙女くんの指の感触。
触り方がいやらしくて、気持ち悪いのに。
変な声が出てしまう。ヤダヤダ。こんなとこ、早乙女くんに見せたくない。
愛のない触れ方、されたくない。
お願い……梓くん、助けて!!
早乙女くんの顔を見たくなくて、必死に目を瞑る。



