その瞬間に猛烈に眠気が襲いかかる。
私はすぐに意識を手放し、眠りについた。
ふわふわ、ゆらゆら。
夢の中はいつも心地よい空間だ。たまに夢の中で感じるこの空間が好き。
私は時間の流れに身を任せ、ぼーっとしていると頭の奥から声が聞こえる。
『お前がこんなんだから、出来損ないの娘ができるんだ!!!こんな娘どっかに捨ててこい!』
『お前は俺の視界に入るな!生きる価値もないバカ娘』
……やめて。
頭の奥で響く怒鳴り声。どの言葉も昔実際お父さんに言われた言葉。小さい頃からお母さんにも酷くあたっていて、もうお父さんは手遅れだった。
お父さんにとっては私なんかいらない子供。自分の人生をめちゃくちゃにされたいらない娘。
お父さんの夢を壊した、最低最悪な娘。
『お前はこれから、俺のために生きろ。バイトできる年齢なんだから働け!』
この言葉は高校生になった頃に浴びた言葉。



