無自覚なまま、愛を蓄えて。


その瞬間に大量の通知が画面に出てきた。


そのほとんどがお父さんのもので、その通知の量を見てゾクッとする。


私はまた慌ててスマホをカバンの奥に突っ込み、バイトに向かう。


その間、ドクドクと心臓が激しく脈打っていた。


***


「……ふわぁ……」



眠い……。


バイトが終わり、梓くんの家に帰ってきた。夕ご飯を食べ終えて、部屋にこもって勉強をしていた。


……のだけれど、今日は疲れがたまってるみたい。


ご飯を食べたあとからずっと眠くて勉強に全く集中出来なかった。


バイトもあまり集中出来なかったしなんだかここ最近不調続きだな……。


そんなことを考えながらウトウトと首を揺らす。……どうしよう。ここまで来たら一旦寝ようかな。


寝落ちしたくなかったけど、ここはしょうがない。10分。10分だけ寝よう。


そう思ってスマホのタイマーを10分にセットしてから顔を机に伏せた。