彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)









「わはははは!!当然だろう~!?どいつもこいつも、俺様のダチだ!!北海道から沖縄まで、務所の悪友はコンプリート済みよ!!」
「なのになんであなたは、捕まらないのですかー!?」
「わはははは!!運も実力の家だ、凛助!!」
「どんだけ強運なんですか!?」
「つーことだから凛!ますみちゃんに、大丈夫だって連絡しとけよ?被害者5人は心配してるだろうからな~」
「そ、そうで・・・・・!?待って下さい!!僕、瑞希お兄ちゃんに、高野舟槙の被害者の話してないですよね!?どうして知ってるのですか!?」
「そりゃあ~高野舟槙の身辺調査をしたからな。」
「身辺調査!?」
「高野舟槙がしてる悪さをたどって被害者に接触できれば、別件でサツに引き渡せると思えば―――――――凛、オメー、ますみちゃんから相談受けてたんだってな?桃山女学院の理事長から聞いたぞ。」
「バラしたの理事長さんですかっ!!?」
「ついでに、ますみちゃんのご両親から密告もあったからな。」
「僕、信用されてないのですか!?」
「ばか!信用はされてる!要は、保険をかけただけだろうぜ。」








そう言いながら、笑顔で私の頭をなでる瑞希お兄ちゃん。






「うっ・・・」






それでわき起こった怒りが、小さくなっていく私。






〔★凛は瑞希にかなわない★〕






「わはははは!!機嫌直せ、凛助!!高野舟槙の被害者が5人だけなわけねぇーから、金作らせるために、散々甘い汁を吸ってきた、高野槙の人間たち全員を漁船に乗せる手続きしといたからよ!!」
「ぎょ、漁船!?てか、被害者がそんなにたくさんいるのですか!?」
「正確には、高野家総出で、迷惑かけた方々だ。」
「瑞希お兄ちゃん!」






教えて下さったのは、私の頭をなで続けるお方。






「賠償金だけでもかなりの金額になったから、老若男女問わずに、最低20年は漁船で働いてもらう手続きをしてきた。」
「漁獲量1位の静岡県のマグロ漁船にですか!?」
「いや、第3位の高知県の方だ。」
「なんで3位!?」
「あそこ、ゆるキャラのしんじょう君、凛にお似合いじゃんか?監視ついでに、凛への土産を買って帰れるじゃねぇーか?」
「しんじょう君で決めたんですか!?」



〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
しんじょう君:元公務員でパンクチュアル代表取締役の守時健さんが生みの親で、4月28日生まれの永遠の5歳の絶滅した日本カワウソの男の子にして、高知県須崎市のゆるキャラだよーん☆彡