彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)






「さあ~可愛い女の子達はお野菜の量は、どうするー?」
「大盛でお願いします、モニカ先輩♪」
「私は、並みでお願いします。朝霧先輩。」
「ますみ、トマト多めの並みがいい~♪」
「私は果物を大盛にするから小でお願いしますわ、モニカお姉様♪」
「オーケーよん♪」
「お前達!!均等にほうじ茶を入れてやったから、順番に持って行け!!人数分あるから喧嘩をするなよ!?」

「「「「「「「「あざーす!!」」」」」」」」

「「「ありがとうございます。」」」





こうして、各自が思い思いの量をオーダーして、朝食のプレートが全員へいきわたる。





「よーし、じゃあオメーら!!食材を作ってくれた方々と、今週の作り置き当番だったモニカに感謝して、頂くぞ!!いただきます!!」

「「「「「「「「「「「「「「「「いただきます!!」」」」」」」」」」」」」」」」





大合唱でスタートする朝食。
私は最初に瑞々しいサラダを口に入れる。





「美味しいー♪」

シャリシャリシャリ♪

「「「可愛いー♪」」」
「ははは!凛、オメー、小動物みたいだな!?」
「え!?そ、そうですか!?カンナさん!?」





黄色い声を上げる女の子達に戸惑う私。





「高千穂の言う通りだ!!」
「瑞希お兄ちゃん!?」
「凛!!まるで、ポチとタマみたいだ!!どんどん野菜食え!!」

ドサドサドサ!!





そう言いながら、私の並盛の野菜を、大盛にしてしまう好きな人。





「くっ!!み、瑞希先輩!!俺にも野菜を下さい!!」
「わかった!モニカ!よそってやれ!」
「オーケーよん♪」
「そーじゃないっす!!」
「なんだよ!?食わねぇーのか!?」
「く、食います!食いますけどぉ~!」


(瑞希お兄ちゃんによそってもらわないと意味がないのに・・・)





円城寺君を気の毒に思いながら、野菜をほおばっていたら、カンナさんが耳打ちしてきた。





「よぉ、凛!お前さ―――・・・・・檜扇柊護のどこを刺しちまったんだ?」
「え!?」
「いや、その、な~オメーの専属親衛隊長として、知っとこうと思ってよぉ~」





もじもじしながら言うカンナさんに、私は頭痛を覚える。

言えない。

(刺すは刺すでも、お尻の穴なんて・・・)





〔★全員から、大爆笑が起きるだろう★〕