彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)





「ホント、凛ちゃんのほっぺ、やわらかーい♪反対のほっぺもチューしていい?てか、チューするね♪チュ、チュ♪」
「わわわ!?」




許可を取らずに、追加で2回、反対の頬にキスされる。




「モニカちゃん!」
「やだぁ~赤い顔で照れちゃって~か~わ~い~い~♪」




そう言いながら、ギュッと私を抱きしめるオネェさん。




(やれやれ・・・モニカちゃんにも困ったもんだ・・・)




同性からのチューに抵抗はあったけど、ほっぺだから・・・まあいいかと思っていた。
好きにさせているのだが――――――――――





ツネッ!!

「痛い!?」


「良いご身分だなぁ~凛っ・・・・!!?」
「カ、カンナさん!?」





それに目くじらを立てる方が約1名。





「痛いですよ、カンナさん!?なんなんですか!?」
「テメー!!何モニカ先輩から5回もキッスされて、デレデレしてんだよボケ!!」
「デレてないですよ!?」
「えー!?デレてくれないのぉ~凛ちゃん?嫌だったぁ?」
「あ、いえ、嫌とかではなく~」
「大喜びかよボケ!!」

ゴン!!

「痛い!?」





ついには、カンナさんからげん骨を食らってしまう私。





「カンナさん、なんでそんなに怒るのですかー!?」
「テメーで考えろ!!女ったらし!!」
「凛君・・・大丈夫?」
「涼子ちゃーん!正直痛かったよぉー」
「私で良ければ、痛みが治まるように、おまじないしてあげます。痛いの痛いの、私の元へ飛んでこーい!」
「ええ!?優しすぎでしょう、涼子ちゃん!?涼子ちゃんの方に行っちゃダメだから、僕の元にかえってこーい!」
「凛君の方が優しいよ。冷やさなくていい?」
「オイこら小林!!あたしゃ、そこまで強く殴ってないぞ!?」
「てか!!やることが抜け駆けなんだけど、小林涼子!!りっくん、ますみがヨシヨシして、痛みをなくしてあげる~」
「そういうことなら、瑠華お姉さんがしてあげる♪瑠華お姉さんの胸にいらっしゃい、りっちゃん♪」
「邪魔しないでよ!ますみが手当てするんだから!!」
「あ、あの~もう私がおまじないをしたので・・・その~」
「凛テメー!!そんなにちやほやされてぇのかっ!!」
「りっちゃん、瑠華お姉さんの胸で癒されて♪」
「ますみがりっくんを看病するのー!!」
「ちょ、ちょ、ちょ!!みなさんやめて下さーい!!」
「うははははははは!!凛が、凛道ガールにもみくちゃにされとるわー」





その言葉通り、4人の女子達に囲まれてしまう私。





〔★女難の相が出ている★〕