「小娘!!あたしを差し置いて、凛ちゃんにチューするんじゃないわよ!!凛ちゃんに一番にチューしていいのはあたしだけなんだから!!」
「モ、モニカちゃん!」
「ごめんなさ~い、モニカお姉様―♪今後は気をつけますぅ~♪」
「謝る気ないだろう、小娘っ!!?凛ちゃ~ん♪モニカちゃんが消毒してあげる~♪」
そう言うなり、瑠華さんがキスした部分をハンカチで強くこすってくるモニカちゃん。
ゴシゴシ!
「痛い痛い!モニカちゃん、大げさですよ!?」
「大げさじゃないわよ!!この小娘、落ちにくいリップで凛ちゃんにチューしやがったんだから!!ほら!!」
そう言いながら、モニカちゃんが手鏡を差し出し来たのでのぞき込めば、深紅の色が頬に残っていた。
「あ!?結構ゴシゴシされたのに、色が残ってる・・・。」
「おほほほほ!わざとじゃないんですよぉ~りっくん♪モニカお姉様♪」
〔★明らかに確信犯だ★〕
「いいこと!?瑠華の小娘をはじめとした凛ちゃんガール!!凛ちゃんに最初にチューしていいのは、朝霧モニカ先輩だけ!!これは凛ちゃんに信用されてるモニカお姉様からの絶対命令よ!!わかった!?」
「はいはーい♪ますみはわかってるので、しませんでしたー♪モニカお姉様の機嫌損ねるとか、鳴海瑠華ザマー♪」
「あら、間違いはだれでもするものよ、マスミちゃん?以後気をつけますわ、モニカお姉様。だから、モニカお姉様が上書きのチューをりっ君にして下さいよ♪」
「あらん♪それもそうねー♪凛ちゃんおいで~♪」
「え!?ええ!?ちょっと瑠華さん!?モニカちゃん!?」
瑠華さんのささやきで私を抱き寄せると、甘い香りをただよわせるオネェさんの顔が近づく。
「消毒のチューよ♪」
チュ♪
「あと、おはようのチューもね♪」
チュ、チュ♪
「わ!?」
そう言って、どさくさに紛れてトータル3回もキスしてくるモニカちゃん。
〔★モニカはちゃっかりしている★〕


