「愛してる、俺の凛。」
「瑞希お兄ちゃん・・・!」
その言葉に感極まり、私も自分の思いを伝えた。
「はい・・・はい・・・愛してます、瑞希お兄ちゃん・・・!瑞希様・・・!あなたに僕のすべてを捧げます。僕は真田瑞希様のものです・・・!!」
「ああ、俺も――――――――真田瑞希も、オメーの、凛だけのものだ・・・!!」
瑞希お兄ちゃんの手が私の服を脱がせていく。
私が語ることなく、瑞希お兄ちゃんの手によって、真実が暴かれていく。
胸元に冷気を感じた時、瑞希お兄ちゃんの手が止まる。
「これが凛の秘密・・・か?」
「だましていて、本当に申し訳ありませんでした・・・!」
「いや・・・誤解した俺が悪いんだ。悪かったな、今まで苦労させちまって。」
「瑞希お兄ちゃん。」
「これからはずっと一緒だ。凛は俺が守る。愛する女は俺が守る。」
「瑞希お兄ちゃん・・・!」
「凛、呼び方は瑞希、だ。」
「・・・瑞希。」
「凛。」
三度(みたび)2人の唇が触れ合った時、私の身体は瑞希お兄ちゃんの身体の下敷きになっていた。
こうして、私達2人の愛は永遠となったのだった。
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(という展開が実現したら、天国じゃな―――――――――――い♪♪♪)
〔★凛は自分に都合の良い考えをしている★〕
ラブラブのイチャイチャ妄想に、自然と目じりが下がる。
そんな私を見て、瑞希お兄ちゃんが明るい声で言った。
「やっと、笑ったな?」
「え!?あ、だって・・・!!」
「よしよし、凛の泣き顔は拝みたくないからな・・・」
「瑞希お兄ちゃん・・・!」
ギュッと抱き寄せられ、頭をヨシヨシされる。
「ありがとうございます。」
「なんだよ急に?今回の件は、俺が凛を巻き込んで~」
「生まれてきてくれて、ありがとうございます。真田瑞希様。」
「!!?凛?」
「あなた様がいるから、『凛』は幸せなんです・・・!!」
「凛・・・」
妄想の余韻もあり、ギュッ♪と瑞希お兄ちゃんにくっつく。
そんな私に好きな人が手をのばしてくる。


