「そうだ!!そのガキは、俺を刺しやがったんだ!!犯罪者だぞ!!」
「――――――――ふっざけんな!!」
私を抱き寄せながら、瑞希お兄ちゃんは怒声を上げる。
「便所の虫野郎!!どこ刺されたってんだよ!!?
「ど、どこって!それは~!!」
刺された場所を聞かれた瞬間、顔色が悪くなる瑞希お兄ちゃんの原料。
「刺されたなら血が出てるな、どこだっ!!?」
「そ、そんな、ど、どこでも―――――刺されたのは刺されたんだ!!場所のことは良いだろう!?
誤魔化す口ひげエロ親父の態度を、瑞希お兄ちゃんは見逃さなかった。
「なんだよ、答えられないのかよ!!?あるいは、答えられない場所か!?」
「うっ!?そ、それは~!?」
「見せてみろや!どこ刺された!?傷口は!?見せろや!!」
「馬、馬鹿言うなよ、瑞希!!」
(ここで見せたら、公然わいせつ罪になるわよね・・・。)
〔★見せるには勇気がいる★〕
「二三人君、言ってよ!!凛道蓮にどこをさされたかっ!!」
「無茶言うなよ、未子っち!!未子っちが俺の立場なら言えるかい!!?」
「え!!?そ、それは~」
「ほらー!?そうでしょう!?」
途端に、勢いをなくしてしまう馬鹿夫婦。
それとは対照的に、瑞希お兄ちゃん達の勢いは増す。
「テメー嘘ついてんじゃねぇぞ!!刺された人間が、そんだけしゃべれるかっ!!?」
(そうでもないです・・・)
〔★実際はしゃべれている★〕
「血の匂いがしねぇなぁ~!!?凛が刺したって、ふかしてやがるだろう!!?」
「ウソつきは檜扇二三人と檜扇未子の特権だからな。舌抜かれてぇーか!!?」
「みーちゃんをいじめるだけでも許せないのに、あたしの凛ちゃんを泣かしてイジメるなんて我慢ならねぇ!!整形不能の顔面にしてやるよ!!」
「心配しなくても、獅子島伊織が責任をもって、お前ら夫婦とおまけ5匹の処理をしてやる・・・!!安心して冥土に旅立て!!」
「わははは!!ようやく、目の上のたん瘤を片付けられるぜ!!!」
殺気立ちながら、瑞希お兄ちゃんの原料達に近づいて行く瑞希お兄ちゃん達。
これに相手は、瑞希お兄ちゃん達が本気で怒っていると察すると、態度を変える。
「ま、待て待て瑞希!!俺の言うことが、信用できんのか!?」
「「「「「できるかっ!!」」」」」
みんなの意見が一致した!?
〔★それだけのことをしている★〕


