「凛たーん!!」
「凛ちゃぁん!!」
「凛道っ!!」
「凛助ぇ!!」
「ふぇ・・・烈司さん、モニカちゃん、獅子島さん、百鬼さん・・・!?」
瑞希お兄ちゃんの背後から、単車に乗った初代龍星軍達が現れた。
我先にとバイクから降りると、私の方へ駆け寄ってきてくれた。
「ひっぐ、ひっぐ!」
(なんでここに、瑞希お兄ちゃん達がいるの?)
うまくしゃべれない私に、4人の先輩方は単車を止めて駆け寄ってくる。
「凛たん、もう大丈夫だ。俺が、俺らが来たんだからな・・・!!?」
「駆けつけるのが遅くなってごめんね、凛ちゃん。凛ちゃんが約束の時間になってもこないからあたし達―――――――」
「凛道の腕時計の発信機を頼りにここまで来た。」
「わははは!!凛助のおかげで、5匹は人間壊せそうだぜ~!!」
先輩達が口々に仰ったおかげで、私の疑問は解決した。
あと残っている問題と言えば―――――――――
「そのクソガキ!よくも二三人君を傷物にしたわね!!?」
「い、いたたた・・・!実の父に、よくもまあ、とんでもないことをしてくれたな!?」
私を襲ってきた(!?)檜扇二三人夫婦の始末。
元皇族を先頭に、部下2人に両脇を抱えられた瑞希お兄ちゃんの原料が現れる。
部下に両側から支えられつつも、お尻はしっかり隠していた。
キレる馬鹿夫婦に、瑞希お兄ちゃん達も大声を張り上げる。
「とんでもないことしてくれたのはテメーらだろう、か抜き夫婦が!!」
「瑞希ばかりか、凛たんにまで迷惑かけやがって!!」
「これ以上、頭のおかしいあんた達と、コラボしたくないんだけど!!?」
「あまりしつこいようなら、ラポンさんに再来日してもらうぞ!?」
「わはははは!!タイの女王を使うことはねぇーぞ、伊織~!俺様が地獄見せてやるからよー!!」
「地獄見るのはそっちの方よ!!こっちには、証拠の動画があるんだからね!傷害事件で訴えてやるんだから!!」
「「「「「傷害だぁ~!?」」」」」
「ご、ごめんなぁさい、瑞希お兄ちゃん・・・僕・・・!
「凛?」
「さ、刺しました・・・!あの人を・・・!!」
「なに!?」
「ヘ、ヘルメットマンさんも・・・・!!」
「「「「なに!?」」」」
「わはははは!!」
私の自白に、目を見開いて声をそろえる瑞希お兄ちゃんと烈司さんとモニカちゃんと獅子島さんと、爆笑する百鬼。


