彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)









「世渡り上手なんだよ、上皇妃は。その上で、お気に入りの弟宮の妻のおねだりもあって、盗作のプリンスを天皇にするのを諦めていない。」
「待って下さい!上皇の血を・・・皇族の血をひかない盗作のプリンスを、いくら男子だからという理由で天皇にしても、赤の他人だから、なれるわけないじゃないですか!?」



「凛、人工授精で妊娠できることは知ってるよな?」
「え!?知ってますが・・・なにか?」





「盗作のプリンスは、上皇の精子と弟宮の妻の卵子で作ったガキだ。」
「ええ!?」





「・・・元々、不倫の子である弟宮の精子は使わないで、上皇の精子と弟宮の妻の卵子を掛け合わせて人工的に作った子供だ。天皇の系統を乗っ取ることが目的なんだ。そういう作り方をしておけば、あとあと、DNA鑑定を盗作のプリンスの方にしても、帳尻があってバレることはねぇ。」
「そこまでしたのですか!?」



「もっとも、弟の宮の妻は、上皇と3回ぐれーセックスしてる。」
「はあ!?うそでしょう!?」
「だといいな。」
「上皇妃が怒るでしょう!?そもそも、上皇妃と弟宮の妻はすごく仲が良いのに・・・そんなの・・・・。」



「昔のフランスみたいな、公認愛人だと考えればいい。今上一家を嫌っている上皇妃なら、嫌いな娘孫よりも、愛する男性と作った息子の男の孫に天皇になってほしいと思っている。案外、人工授精じゃなく、上皇と弟宮の妻がセックスして作ったガキが、盗作のプリンスかもな。」
「それは―――――――――――・・・・・」

(ありえるかもしれない。)









悪いけど、瑞希お兄ちゃんの言うことはつじつまが合う。