「上皇妃は、三島由紀夫と見合いして断られてる。」
「え!?2人は、そんな出会いをしてたのですか!?」
「そうだ。三島由紀夫側から断ったんだが、上皇妃の方が食い下がって、誘ったんだよ。」
「誘った?デートですか?」
「試し乗りだ。」
「は?」
試し乗り??
「乗馬、ですか?でも、上皇妃の特技はテニスですよね?なんで乗馬を・・・?あ、三島由紀夫さんの趣味が乗馬でしたか!?」
「ばか!!そのまんまの言葉通りに受け取るな!!当時、昔々の言い方で試し乗りっていうのは、セックスしようっていう意味だよっ!!」
「セッ!!?」
セックスっ!?
「え!?ええ!?エッチってことですか!?」
「そうだよ!!『私の身体を抱いてみて、気に入ったら結婚しましょう。』ってお誘いをしたんだ!!それに三島由紀夫はゾッとして、正式に見合いを断る手続きをしたんだ!!」
「そんな・・・処女を捧げるほど、三島由紀夫さんが好きだったなんて・・・!」
純情で、一途な人なのね・・・!
「この大ばか!!」
「痛い!?」
「上皇妃が処女のわけねぇだろう!!三島由紀夫は、上皇妃が自分より前の見合い、何人もの男との見合いして、試し乗りの誘いをしてることを知ってたから断ったんだよ!!」
「ええ!?ただのヤリマンじゃないですか!!」
「超ヤリマンだよ!!婚活に必死だったみてぇだって、過去の資料には残ってるぞ!!」
「そんな性にだらしない人がよく・・・皇族の、それも天皇陛下と結婚できましたね・・・!?」
「そりゃあ、いろんな男相手に、セックスのテクニックを磨いたから、皇室という厳格な場所で育った世間知らずを落とすのは、簡単だったんだろうぜ。もっとも、上皇も問題児で有名で、婚期が遅れて焦ってたからな・・・。似た者同士が、テニスコートで出会って結ばれたんだろうぜ。」
「類は友を呼ぶ、ですか・・・。」
「この場合、夫婦だけどな。真面目な話、上皇の弟の方を、昭和天皇は天皇に望んでたらしいぜ。」
「え!?そうなのですか!?」
「そうだよ!昭和天皇は、通称、『火星ちゃん』と呼んでた息子が、天皇になるべきだと断言してる!!」
「えっ!?だったらなんで、火星ちゃんを天皇にしなかったのですか!?」
「そりゃあ、長男が跡を継ぐのが皇室のルールだからだ。」
「嫌なルールですね。」
〔★家長制度の欠点だ★〕


