「それに比べて、女性皇太子は・・・叔母上のティアラを借り続けて、未だにティアラを作らない。今上が海外留学をしたのに、『戦争によって、国民の生活が苦しい時に、税金を使って海外に勉強には行けない。独学で勉強する。』と言って、清貧を貫いて、留学もしなかったのにな・・・。」
「あの!弟宮の娘って、全員にティアラ作りましたよね!?総額で1億超えてますよね!?宮内庁、おかしくないですか!?」
「おかしいさ!引退したはずの上皇夫婦・・・いや、正確には、上皇妃が皇室の実権を未だに握っている。宮内庁は上皇妃と弟宮を優先させ、本来盛り立てるはずの今上一家をいじめてやがる!!」
「じゃ、じゃあ!あの噂も本当なのですが!?持参金を辞退して、一般人と結婚した未子に上皇妃が、上皇夫婦と今上ご一家の共通のお財布から、毎月、未子宛に1千万を振り込んでるって!?」
「事実だ。」
「そんな・・・!!」
皇族の女性は、降嫁することになると、持参金を国から支給される。
未子の結婚は、国民が大反対し、同じ皇族すべてからも反対されたにもかかわらず、強行された。
強行の代償として、未子は持参金を辞退して、国民の怒りの鎮静化を図ったが、裏では上皇妃が大金を援助しているといううわさがあった。
(それも上皇妃夫婦の家計から出すのではなく、今上ご一家と共同の家計から、無理やり奪い取っていると・・・!!)
「いくら実の親とはいえ、今上は母親の非常識を止めないのですか!?」
「待ってんだよ。」
「へ?」
「帝王学を学んだ今上陛下は、実母が自分で悪いことをしていると自覚して、悔い改めることを待ってるんだ。もちろん、規則に反するから注意はしてるらしいぜ?ただ、注意をするたびに、上皇妃が皇后陛下をいじめるから下手なことが出来ないんだ!」
「いじめの話も実話でしたか!?」
「そうだ!!わざと、自分の衣装係を送り込んで、しわだらけのドレスを着せたり、皇太子が産まれるまで毎月生理の報告に夫婦で報告に来るように命令したり、エリザベス女王の葬式に参加したことを土下座して謝罪しろと強要してんだよ!!」
「上皇は、上皇妃のいじめを御存じないんのですか!?なぜ止めないのですか!?」
「共犯だから無理だ。」
「共犯?」
犯罪用語を使う瑞希お兄ちゃんを見れば、彼は真剣な表情で答えてくれた。


